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 既に昨晩twitterのほうでツイートしたのですが、2010年4月15日(木)、吉祥寺の銭湯・弁天湯の休業日に開催される音楽イベント風呂ロックに、七尾旅人さんのライブを観に行ってきました。
 旅人さんのライブは初体験だったんですが、それがね、もう、すんごく良かった。あれだけ自由にやってて(曲の途中でテキトーなMCとか入りまくったり)、曲としてもパフォーマンスとしても破綻しない力量とか、パフォーマーとしても素晴らしかったんですが。男湯と女湯の垣根が取り払われて、その上を横断するように組まれた舞台から放たれる幸せオーラに、会場が一体となって楽しんでいる様が、とにかくステキでした。

「どんどん季節は流れて」とか、客席から女の子が即席ラッパーとして選ばれて歌ってた「Rollin' Rollin'」(みちのはらちゃんのラップ、すっごくいい感じだった!)とか、旅人さんご自身の楽曲も、素晴らしかった。
 そんななか、個人的に一番印象的だったのは、アンコールでのエルトン・ジョン「僕のうたは君のうた」の、(おそらく旅人さん自身による)和訳カバー。


 歌う前のMCで、
「この曲は、エルトン・ジョンがまだ全然売れてなかった頃、恋人の男の子にあげた歌で、『この曲は君のために作った歌だよ! だからみんなにどんどん言っていいよ、カミングアウトしてもいいよ!』って歌った歌なんです。だからみんな、勇気を出してカミングアウトしてください」
 と旅人さん。それまでのMCが軽妙だったこともあるし、このMC自体も、十分にマジメトーンなんだけど、ちょっとおかしみのある言い方だったので、客席からはちょっと笑いが起きて。
 でも、旅人さんが歌い出した途端に観客はもう、シーンってなって、泣いている人もたくさん。
 特に、
♪いやがりは しないかな こんな風に書いて♪
 という、サビの部分が、歌詞といい、歌唱のノビといい、もうホントに素晴らしかった。

 でね、この、MCではちょっと笑いが起きても、歌を聴いたら泣いたりする観客の様子が、とても、“リアル”な感じがした。

「ゲイだってことで、世間は笑いモノにしたりするかも知れないけど、こっちはな、本気で愛して、真剣に生きてんだよ!」

 そういうゲイの、切実な、リアルな感情が歌われているようで、それに会場の全員が心を奪われて感動している様が、いちゲイとして、すごく、嬉しかった。
 あの瞬間の旅人さんは、間違いなく“ゲイの表現者”だったと思う。旅人さん自身のセクシュアリティがどうとかってのじゃなくて、表現として、真に迫るゲイを描き出していたと思う。

 今でこそ、そんなにゲイである自分、っていうのをカミングアウトするのに、そんなに勇気がいるような感じじゃなくなってきている僕ではあるけど。この夜、このパフォーマンスには、確かな勇気を貰えたな、と。そう、思います。

 で、この夜に発表されたんですが、七尾旅人さんはアーティストがDIYで作品を自力配信できるシステムDIY STARSを組み上げられて、それを16日から運用されてます。レーベルとか通さないで、ホントに自分のホームページで、自力で作品が売れちゃう、という、シンプルだけどなかなかにトンデモナイ感じのシステム。この未来に乗ってみたい! と思わせてくれる、これからが楽しみなしくみです。
 カバー曲ともなると、また色々権利関係とか難しいこともありそうですけど、「僕のうたは君のうた」も、いつかぜひ、配信されたり、CDになったりしたら嬉しいなぁ。

















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